第22回 湘南の海の恵みと地震のひみつ
大正関東地震から100年を契機に開催
今回の地震火山地質こどもサマースクールは、湘南平塚の海と大正関東地震をテーマに、相模湾に面した神奈川県平塚市周辺を舞台に開催しました。地域のこどもたちのみならず全国から地球科学・自然体験に興味のある児童生徒が集まり、2日間フィールドワークや実験学習を通して自然現象を探究しました。災害はおこるけれども、その土地ならではの魅力があることや、防災が自然科学やまちづくりと密接な関わりがあることを理解し、この土地での暮らしや防災について考えました。プログラムの最後には、こどもたちが2日間にわたり考えた2つの「ナゾ」について、フォーラムで発表しました。
こどもたちが解き明かしたナゾ
- 湘南の大地と海は、地震とかかわり、どうやってできた?
- 百年後の未来の湘南でどう遊び、どう暮らす?
概要
- 日時:2023年8月17日(木)午前8時30分 ~ 8月18日(金)午後5時まで(2日間※通い)
- 事前オンラインミーティング:2023年8月5日(土)19:00~
- 活動場所:照ヶ崎、湘南平、平塚市漁港、旧相模川橋脚、平塚市立博物館ほか
- 講師:宍倉正展(実行委員長、産業技術総合研究所)、野崎篤(平塚市博物館)、松原誠(防災科学技術研究所)、横山光(北翔大学)、室谷智子(国立科学博物館)、加納靖之(東京大学)
- 参加者:37名(小学生15名、中学生18名、高校生4名)
- 主催 第22回地震火山地質こどもサマースクール 実行委員会(公益社団法人日本地震学会 / 特定非営利活動法人日本火山学会 / 一般社団法人日本地質学会 / ひらつか防災まちづくりの会)
- 後援 神奈川県、神奈川県教育委員会、平塚市、平塚市教育委員会、国立研究開発法人防災科学技術研究所、独立行政法人国立科学博物館
- 協力 平塚市博物館
※本事業はノエビアグリーン財団の助成を受け、実施しました。