第17回 南紀熊野の海と山のヒミツ

第17回 南紀熊野の海と山のヒミツ

地震やマグマの活動、土砂・津波災害など自然災害の本質

 プレートの沈み込みに伴って生じた地層を貫くマグマの活動や、巨大地震と津波が造りだした独特の景観が特徴的な南紀熊野ジオパークを舞台に、子どもたちが見慣れた景色の 意味を深く知り、そこに隠れた大地の営みを実感、地震やマグマの活動、土砂・津波災害など自然災害の本質や自然との関わり方を考えた。
「南紀熊野の海と山のヒミツ」をテーマに8つのチームに分かれて、実験や野外観察を行った。
 2日目午後には一般市民の方もご覧いただける公開フォーラムを行い、子どもたちが「南紀熊野の海と山のヒミツ」の調査結果について発表を行った。

概要

  • 日時 2016年8月20日(土)~21日(日)
  • 活動場所 紀伊大島、串本海中公園、古座川の一枚岩、橋杭岩、串本町文化センターなど
  • 講師:此松昌彦(和歌山大学教育学部)、宍倉正展(産業技術総合研究所)、三浦大助(電力中央研究所)、和田穣隆(奈良教育大学教育学部)、木村学(東京海洋大学)、松原誠(防災科学技術研究所)、林信太郎(秋田大学教育文化学部)
  • 参加者 小学5年-高校生 38名
  • 宿泊先 和歌山県立潮岬青少年の家

【地震火山こどもフォーラム】
■日時/8月21日(日)13:30~16:00
■会場/串本町文化センター
■内容
・基調講演
  木村学(東京海洋大学)ほか
・ 地震火山こどもサマースクール参加者発表 私たちが見つけた「南紀熊野の海と山のヒミツ」

  • 主催:第17回地震火山こどもサマースクール実行委員会(公益社団法人日本地震学会、特定非営利法人日本火山学会、一般社団法人日本地質学会、南紀熊野ジオパーク推進協議会)
  • 後援:内閣府、文部科学省、国土交通省、国立研究開発法人防災科学技術研究所、和歌山県、 和歌山県教育委員会、串本町、串本町教育委員会、古座川町、古座川町教育委員会、特定非営利活動法人潮岬おもしろらんど体験学習推進協議会
この事業は、子どもゆめ基金(独立行政人国立青少年教育振興機構)の助成金の交付を受けて行いました

資料動画

サマースクールでは、こどもたちの発見の様子を記録しています。画像をクリックするとYoutubeにリンクします。

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