第23回地震火山地質こどもサマースクール吉野川大会

日本ジオパーク認定を進める徳島県三好市、東みよし町において開催
2024年は、四国を流れる大河「吉野川」が舞台です。「妖怪と探る吉野川のヒミツ」をテーマに、吉野川沿いに変わっていく地形や風景を見ながら、その成り立ちや起こった災害や文化などを見ていきました。
子どもたちが見慣れた景色の意味を、第一線の専門家と一緒に、野外観察や身近な材料を使った実験を通じて、楽しく発見し、自然災害、人の暮らしについての理解を深めました。風景の魅力や災害を乗り越えながら人々の生活が築かれたことなどを理解し、防災が自然科学やまちづくりと密接な関わりがあることを探究しました。さらに、このイベントを通して、これからの未来に向けてどのようにこの土地で暮らしていくかを考えました。
プログラムの最後には、子どもたちが研究者と一緒に行った調査の結果について、一般市民向けに発表を行ないました。
開催の概要
開催日時 :2024 年 8 月 7 日(水)・8 日(木)
※事前オンライン説明会 2024年7月27日(土)19:00~
開催地 :三好市池田総合体育館、吉野川(大歩危、川口、箸蔵)、三好市馬場地区ほか
実行委員長 :長谷川修一(香川大学)
講師 :西山賢一(徳島大学)、山崎新太郎(京都大学)、中尾賢一(徳島県立博物館)、馬場俊孝(徳島大学)、道家涼介(弘前大学)、横山光(北翔大学)
主催:第23回地震火山地質こどもサマースクール吉野川実行委員会(公益社団法人日本地震学会、特定非営利活動法人日本火山学会、一般社団法人日本地質学会、三好ジオパーク構想推進協議会、徳島県子ども科学館)
後援:内閣府政策統括官(防災担当)、文部科学省、徳島県、徳島県教育委員会、
三好市、三好市教育委員会、東みよし町、東みよし町教育委員会、
国立研究開発法人防災科学技術研究所
参加者 :小学生11名、中学11名、高校生6名(計28名)
子供達が解き明かしたナゾ :
- 吉野川はどう流れてきた?大地はどうできた?
吉野川で人々はこれまでどう暮らしてきた?上流から下流までの川沿いの暮らしや災害について調べてみよう。」 - 吉野川の百年先、千年先の未来を予想してみよう
- 吉野川の大地を思いっきり楽しむ3日間とは?
各種ダウンロード
※本事業はノエビアグリーン財団の助成を受け、実施しました。
地元のケーブルテレビ(ICN)でも紹介されました