第18回 熊本地震で見つけた大地のヒミツ
地震発生前から分かっていたこと,発生後に分かったこと
2016年4月の熊本地震発生を受け,地震発生前から分かっていたこと,発生後に分かったことを知り,地震や火山,益城町の復興について考えた.また,見慣れた景色の意味を知り,そこに隠れた大地の営みを実感し,地震やマグマの活動,自然災害の本質や自然との関わり方を考えた.こどもたちは5つのチームに分かれ,野外での観察や実験を行った.
2日目には一般市民の方も参加する公開フォーラムにおいてこどもたちが見つけたこと,考えたことについての発表を班ごとに行った.また,地震学会による住民セミナーも同時開催された.
こどもたちが解き明かしたナゾ
①益城町はどうできた?どう暮らしてきた?
②熊本地震はどんな地震で何が起こった?私たちが分かった事は何?
③この大地で、どう遊びどう暮らす?
④調べたことや学んだことをふまえ、益城町の未来を提案!
概要
- 日時 2017年8月9日(水)・10日(木)
- 活動場所 益城町交流情報センター,杉堂潮井神社,赤井そうめん滝,福原地区など
- 講師:清水洋(九州大学大学院)、松田博貴(熊本大学大学院)、大倉敬宏(京都大学地球熱学研究施設火山研究センター)、円山琢也(熊本大学くまもと水循環・減災研究教育センター)、池辺伸一郎(阿蘇火山博物館・館長)、林信太郎(秋田大学大学院)、熊原康博(広島大学大学院)、岩田知孝(京都大学防災研究所)、竹内裕希子(熊本大学大学院)
- 参加者 小学5年-高校生 28名
- 宿泊先 宿泊はせず通い。
- 主催:第18 回地震火山こどもサマースクール実行委員会(益城町,益城町教育委員会,公益社団法人日本地震学会,特定非営利活動法人日本火山学会,一般社団法人日本地質学会,熊本大学くまもと水循環・減災研究教育センター)
- 実行委員長:西村博則(熊本県益城町長)
- 協力:一般社団法人日本活断層学会
- 後援:文部科学省,国土交通省,国立研究開発法人防災科学技術研究所,熊本県教育委員会,阿蘇ジオパーク推進協議会,公益財団法人阿蘇火山博物館
資料動画
サマースクールでは、こどもたちの発見の様子を記録しています。画像をクリックするとYoutubeにリンクします。